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New Build

Motomezuka Miyako

急激な冬の到来ですね。

昨日は六甲山も白くなっていました。

わが家の令和の過保護犬は寒さに弱く(暑さも弱いけど)

散歩に行きたくないって全身でアピールしてますけど。

飼い主とて、喜んで行きたくはないわけで・・・

君のためなんですけど・・・

 

ま、そんな日々のグチはこの辺で、新しい物件の話です。

場所は、都通。

阪神西灘駅から徒歩3分ほど。

JR摩耶駅からも500m、徒歩7分ほど。

電車の駅に近い、便利な立地です。

目の前には、西求女塚公園があります。

公園ではありますが、ここは古墳。

3世紀後半に造られた前方後円墳だそうです。

なんと、あの邪馬台国の卑弥呼が魏の国王から授かったという、

三角縁神獣鏡7面が出土しているとか。

三角縁神獣鏡が卑弥呼に関係しているかどうかというのは、

まだまだ論争が続いているようですが、

素人からしたら3世紀の後半に存在したものが、

この現代に出土した、ということだけでも

凄いことだなぁと思ったりするわけです。

しかも、公園になっているので、古墳に直接登れたり触れたりする。

なんともロマンのある場所です。

犬の散歩にもよさそう!!

そんな、求女塚古墳の目の前の物件ですから、

迷わず「Motomezuka」にしました。

あんちょくっちゃあ安直ですが、これ以外に無いと思いません??

 

キッチンには求女塚の土のイメージを表した、

焼き物の手触りを残すデザインのボーダータイル。

淡路島発祥のタイルメーカーが造る日本製のタイルです。

落ち着いた色合いの中に現れる色のムラと

シャープなボーダーライン。

見る角度によっても表情が変わります。

 

石目を効かせた明るい床材にモルタルのようなグレーのリビングタイルと

土のキッチンタイル。

今回は素材感を大切にしてみました。

ただ、それだけだと野暮ったくなってしまうので、モダンの要素を入れました。

何故、モダンか。

モダンとは、現代的とか当世的などという意味を持ちます。

3世紀後半に前方後円墳を造るということは、

当時のデザインとしては最新。

(前方後円墳は3世期中期から後期に築造が始まったと言われています)

モダンとも言えるのではないでしょうか。

ということで、アイクラーの考える、モダンの形をデザインしてみました。

 

年内に足場が取れますので、販売開始しようかな、と思っています。