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Back to the Source oji

一時期の涼しさはどこへやら・・・暑い日がまた続いていますね。


昨日のお休みに、ぶどう狩りへ行ってきました。
子供ってぶどう好きですよね。
わが子たちも、もれなくそんな感じで、お菓子なんかでも選ぶのは必ずぶどう味。
そんな訳で大興奮していました。
未だ、ぶどうを取る位置には手が届かないので、抱きかかえる必要が・・・
親はヘロヘロ、子はニコニコ。
しかも、皮が剥けないと言って、ひたすら剥かされる母。
指先についた汚れが中々とれません(涙)
ちょっと甘やかしすぎですかね・・・
これでもかっ、というぐらいぶどうを堪能して帰りました。
帰りによったコンビニで子供たちはまたぶどう味のグミを買っていましたが(笑)

さて、新しい物件の話です。
今回は上野通5丁目。3面を道路に囲まれた抜群の土地です。
ここを2つに割ります。
ということは、どちらも角地!

細々と始めた灘商会も5期目に入りました。
一つ一つ、真剣に物件と向き合って造ってきたことで、少しずつですが、
わかって下さる方が増えてきた気がします。

そんな中だからこそ、アイクラーも一度原点に戻って考える時期に来ているのかもしれません。

私が社会人になった頃は、それまでの一般的な戸建て住宅のデザインに大きな変革があった時期でした。
「シンプルモダン」「和モダン」といった、新しいモダンの形が出てきた時期です。
それまで当たり前のようにあった廻り縁がなくなり、
巾木はよりシンプルに、
和室にも洋室風の和室というものができました。
無駄を省いたよりシンプルなデザインが、実は私のデザインの根幹です。

主人がアメリカンヴィンテージが大好きで、
コツコツと集めた家具からイメージしたデザインを、
これまでアイクラーでは行ってきました。
ただ、このアメリカンヴィンテージ。
やりすぎるとコテコテになってしまい、新築住宅ではうそっぽくなります。
ましてや建売となると、コストも限られますから、
「っぽい」とか「〇〇風」なんてことになってしまうんですよね。

アイクラーのデザインは、アメリカンヴィンテージにシンプルさを取り入れて、
少し引いたデザインにしています。
このバランスに、いつも悩みます。
でも、ここがアイクラーらしさでもあります。

ここのところ特に、「っぽい」「〇〇風」が溢れてきた気がするので、
原点に戻って、更に削ぎ落とした「シンプルモダン」をアイクラーの観点で
表現してみたいと思います。

「Back to the Source」
原点回帰、という意味でつけました。