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背面が特徴的な椅子。
寒さが本格的になってきましたね。
我が家では、床暖房がすでに発動中。
となると・・・
我が家のネコどもは・・・
絶対に、コタツは買わないぞ!と心に誓う母なのでした。
(コタツなんて置いてしまったら、この人たち、絶対に動きませんから!!!)
でも、地面が暖かいと快適ですよね。
アイクラーの物件は、もちろん床暖房が標準装備なのですが、
夏場にお引渡ししてもあまり感動がなかったり。
冬場になると、改めて床暖房の快適さに感動したりして。
夜な夜な、(ソファではなく)床に座って、晩酌をしている福澤家でした、笑。
さて、話は天童木工の家具の話へ戻ります。
次にご紹介するのは、「スポークチェア」。
インダストリアルデザイナーの豊口克平による1963年に発表された椅子です。
何より目を引くのが、特徴的な背面デザイン。
スポーク(細い丸棒)が精密な角度設計により放射状に広がっています。
デザインのベースは、ロンドンの郊外のハイウィッカム地域に生まれた
素朴な家具である、ウィンザースタイル。
(特徴は、厚い木の座面に脚やスポークが直接接合されたデザイン。)
ウィンザースタイルは、シェーカースタイルと共に、
北欧家具のデザインに大きな影響を与えたと言われています。
当時は、この異なる角度の穴空け作業も含めてすべて手作業で行っていたため、
作業の煩雑さから一時生産が中止になってしまった過去もあるのだそうです。
横長の大きな座面は、あぐらをかけるように設計したといい、
北欧のデザインを取り入れながら、日本の生活スタイルも反映させたものとして、
海外でも高く評価されています。
これも、御影3丁目に置く予定です。
興味のある方は、一度覗いてみてください。