マンションリフォームなので、外部建具（玄関扉やサッシュ）についてはさわれませんので、変更できるのは室内建具になります。
コストを考えて、基本はそのままのものを色を塗り替えて使うことにしました。
ただ、せっかくなのでLDKの建具については取り替えることにしました。

１．廊下～LDK

玄関側は水周りの配管が通っている都合上、床が上がっており、建具の高さが1.8ｍ程度のものしか入りません。
通常の新築の建具は２ｍが基本、特注を掛けなければ入りません。
ので、建具屋さんに造作してもらうことに。
塗装でベース色の「イエロー」を入れました。
大きなガラス面は、のちのちサインペインターに何か描いて貰おうかな、と考え中。
ヴィンテージの取っ手がアクセントになっています。


ちなみに、黄色の扉の横に写っているのが洗濯機置き場です。
生活感の溢れる洗濯機を隠すために扉をつけました。
水を使うので湿気がたまらないように、ルーバータイプの扉にしました。

２．リビング～居室

タイル貼りをした壁の横に2枚並ぶ建具。
それぞれ洋室へ繋がる建具です。
Simpson（シンプソン）社の建具を検討したのですが、日本に輸入されている建材は
ヘム材など赤味や黄味の強い素材のものになってしまい、LDKで使うフロアとあいません。
そこで、アメリカのJeldWen（ジェルドウェン）社製のホワイトオークの框ドアを使うことにしました。
取っ手はKwikset製のハンコックという丸いシンプルもの。
色もサテンニッケルというシルバー色にしました。

３．その他の建具について

LDKとは直接関係ないですが、その他の建具についてです。

①トイレ

既存建具を再塗装して使用しました。
１．の黄色を目立たせるために、真っ白で存在感を消しました。
取っ手のメッキが剥がれてしまっていたので、取っ手のみ取り替えました。
２．の建具と同じKwiksetのハンコックで揃えました。

②和室

こちらも既存の建具の再塗装及びクロス張替えで使用しました。
クロスの張替え後は先日の「和室を考える」で公開したものです。

最近は日本の建材メーカーでもいろいろな面材や取っ手が選べるようになりました。
標準仕様でもいいのが出ています。
アイクラーの建売物件でも結構こだわって選んでいますので、ご覧になられる機会がありましたら、ぜひ見てみて下さいね。