WORKS
GRANITE mikage
- STORY
場所は、東灘区御影3丁目。
新田川沿いの物件です。
この、新田川。
もう少し下ると、石屋川に合流します。
石屋川の名前の由来ご存知ですか?
御影の名で有名な花崗岩、御影石。
元々、この上流にある六甲山で切り出された御影石を加工する
「石屋」が川沿いに軒を連ねたことが由来と言われています。
御影石は、花崗岩の別称です。
花崗岩は雨風に強く、風化しにくいことから、
古くから石材として利用されてきました。
磨けば磨くほど輝きが増す、美しい石。
住宅では、外壁や玄関アプローチ、キッチンタイル、キッチン天板
など、いろいろな場所に使われています。
そんなことから、今回のテーマは「GRANITE mikage」
「GRANITE」はそのまま花崗岩の意味です。
御影石のように、半永久的な存在でいて欲しい、という思いを込めてつけました。
落ち着いた色合いのデザインと、
玄関廻りには磨きとバーナー2種類の仕上げの御影石を使用しました。
また、今回から「天童木工」とコラボ、という形で
少しずつですが家具を入れています。
- DETAIL
建設 東灘区御影3丁目
敷地面積 75.50㎡(22.83坪) ・ 89.43㎡(27.05㎡)
建築面積 44.95㎡(13.59坪)・ 40.60㎡(12.28坪)
延床面積 121.50㎡(36.75坪)・105.39㎡(31.88坪)
- PROBLEM
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- 間口はあるものの、どちらも土地の形がいびつ(三角形)
- 南面は擁壁に面しており、必要以上に近づけることができない。
- 北側道路に面しており、前面に大きなマンションが建っている。
- SOLUTION
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- 奥行きがなく鋭角の頂点部分は、ガレージに使用。
- 居室の形を優先して間取りを配置し、クローゼットや水廻りの細かい角を効率的に配置。
- 道路面の北側は重視せず、川沿いで明るい南側へ開く間取りにした。