WORKS
”Beginning”Rokko SideE
- STORY
灘区屈指の文教校区。高羽小学校の少し北側。
この辺りは細く曲がりくねった急こう配の道が多いのですが、
(間違って入り込んでしまって、半泣きになったことが何度もあります・・・)
本物件はその一歩手前。
寺口町の由来は、一王山十喜寺の参道の入り口であるから、と言われています。
更にこの地の上には神戸大学があります。
神戸大学の入り口でもある。
それは、つまり学びの入り口。
猛威を振るうコロナ渦からの脱却によって
新しい時代の入り口に立とうとしている今。
そんな、すべての入口であることから「Beginning」と名付けました。
今回は、1階に水廻りとLDKを配置しました。
帰ってきて、直ぐに手が洗える。
場合によっては、直ぐにお風呂も入れる。
階段はリビング階段にして、LDKと一体感を持たせるデザインにしました。
1階リビングの特権は、「個室へ行くのに必ずリビングを通る」
ことだと思っているので、
アイクラーでは必ずリビング階段にしています。
- DETAIL
建設地 神戸市灘区寺口町
敷地面積 94.02㎡(28.44坪)
建築面積 53.86㎡(16.29坪)
延床面積 106.78㎡(32.30坪)※ガレージ含
- PROBLEM
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- 厳しい用途地域・高さ制限のため、建てられる面積・高さが限定される。
- SOLUTION
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- 天井にダクトなどが必要で必要な高さが決まっている水廻りを1階に降ろし、斜線制限で下がる天井は居室にすることで対応した。
- 2方向の桁落ちで出る柱は、可動棚を併設することで、無駄なスペースを作らないようにした。
- 準耐火構造にすることで、建ぺい率の緩和を使い、必要な面積を確保した。
- リビング階段の一部をストリップ階段とすることで、圧迫感を少なくした。
- CRAFTMAN
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木村・松本