WORKS
Roots of Shinohara
- STORY
アイクラー初の「篠原」の名の付く物件。
事務所も自宅も篠原にありながら、なかなか物件にならなかった篠原。
いくつもの案件が私たちの上をすり抜けていきました。
そんな中でようやく物件として進めることが出来るようになったのが、本物件です。アイクラーのルーツである篠原の初案件ということで、「Roots of Shinohara」と名づけました。
「神戸らしさ」を基本にデザインしているアイクラーのルーツですので、
神戸といえば「山」と「海」が近い。
といったところから、それぞれ side Sea ・side Mount と位置づけてデザインしました。side Sea は、お客様のご要望もありピンクベース。
太陽に照らされた海の色。
そこに波や雲の白と岩場のイメージのサイディングを合わせました。
中も岩場のイメージのタイルと、ピンク。side Mount は、山のイメージからウッド調のサイディングとミモザ色を合わせた外観。
キッチン周りには無垢の板を貼り、
リビングにのタイル貼りは、粒が多めの粗目地で仕上げました。
玄関や手洗器には、外観から連想されるミモザカラーを。
- DETAIL
建設地 神戸市灘区篠原南町2丁目
敷地面積 65.92㎡(19.94坪)・68.55㎡(20.73坪)
建築面積 41.31㎡(12.49坪)・39.28㎡(11.88坪)
延床面積 118.93㎡(35.97坪)※インナーガレージ14.85㎡含
104.88㎡(31.72坪)
- PROBLEM
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- 西側の広い道路に面した間口が10mしかなく、2つに割ると細長い家になってしまう。
- 販売価格と照らし合わせた時、満足いただける家にならない。
- 北側の道路は砂利道で、4mを切っている。
- SOLUTION
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- 北側道路の対面は大きな月極め駐車場のため、大変明るく広がりを感じたので、セットバックを行い、側溝を整備し、アスファルト舗装することで、道路としての体裁を整えることにした。
- 間口の広い北側で2つに分割することで、使いやすい、ボリュームのあるプランを入れることができた。
- 角地にあたるside Seaは、建蔽率が有利になるので、インナーガレージを取り、別に外側に車を置くことができるようにプランした。
- 間口に余裕ができたので、side Mountは道路と並行に車を停めるガレージとして、部屋の間取りを優先したプランにした。