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Industrial Chic Kurakuen

西宮
分譲

AICHLER最初の事業です。
道路に接する面が2m以下。再建築不可の土地でした。
南側隣地よりも高い位置にあり、明るい土地に魅力を感じ事業をスタート。
隣地との交渉により、間口2mを確保し、再建築できるようにするところから始まりました。
更に実際にプランしてみると、厳しい用途地域、風致地区、高度地区の制限により、想像以上に難しい状況でした。
しかし、出来上がったプランはコンパクトながら明るく機能的な家。
導線を単純化し、収納やカウンターコーナーといった、ちょっとあると便利なモノも配置できました。
「Industrial (インダストリアル)」な家具たちの似合う、少し固めの色合いのリビングアクセントのタイルを中心に、キッチンやドアなどは柔らかい色でまとめ、バランスをとりました。

建設地    西宮市城山
敷地面積 92.59㎡(27.85坪)
建築面積 36.59㎡(11.06坪)
延床面積 99.27㎡(30.02坪)

地積測量図と実際の間口の寸法がずれており、間口が2m以下。このままでは再建築不可。
第1種低層住居専用地域と第2種低層住居専用地域の境、第3種風致地区、第1種高度地区という、建物を建てる上で非常に厳しい制限のある地域。
3階へ上がる階段は南側にしか設置できない。
隣地のブロック塀が当該地に越境していたため、話し合いのもと、越境を解消してもらい、再建築可能な状態に。
第1種、第2種低層住居専用地域の境の中で、最大限建蔽率を使い間取りを配置。
その中で、明るさの取れる南側へ階段を設置しなければならないことが明白であったため、階段室として閉じてしまうのではなく、リビングの一部へ取り込むようにした。
導線を出来る限り単純化し、廊下を減らすことで各部屋の広さを確保した。
Industrial Chic Kurakuen
Industrial Chic Kurakuen
深いオリーブグリーンと木板のデザイン。細長く見えないように3階のバルコニーで色を切り替えました。
Industrial Chic Kurakuen
レンガ調タイル。粗い目地で仕上げることで、家具との調和を図ります。階段はフラットバー手すりにすることで、南窓からの光を取り込みます。
Industrial Chic Kurakuen
リビング扉は、レトロ感のある淡いグリーンを選び、アクセントに。
Industrial Chic Kurakuen
階段下のスペースに作ったカウンタースペース。
Industrial Chic Kurakuen
ガラスのようにも見えるタイル。揺らぎのある仕上がりで、色々な表情を見せてくれます。