メニューを開閉する
本文までスキップする

ブログ
Blog

移住計画

リフォーム・リノベーションプランの検討

さて、前回は長々と制度的なものを書きましたが・・・
やっと本題です。

マンション自体は丁寧に管理されており綺麗な物件ですが、やはり築33年。
内部は新築時からほとんどさわっていないこともあり、全体的に手を入れる必要がありました。

ということで、プランの考え方です。

1.予算

無限大にある予算ならば、ここは飛ばしてください。
といっても、無限大な予算の方はきっと見ていないでしょう・・・
我が家の予算も月々の支払いから総額を決め、そこから物件費用を引いた額が予算となりました。
水周りを全取替えをして、その他もろもろやるには正直カツカツの低予算でした。(Mさんすいません・・・)

2.間取りをどうするか

予算が少ない場合、大きな間取り変更は厳しくなります。
壁を抜いたりするとその部分の補修や、天井が支えられなくなったりして補強が必要になったりで、想像以上に作業が増えます。
特に水周りの位置を変更する場合は、上下水及びガス配管、忘れがちですが換気扇の配管もやり直す必要があるため、
見えない費用も大幅にかかります。
ということで、我が家も大きな間取りの変更はしないことに。
現況の間取りが十分使いやすそうだったことと、住宅を購入することも一つの投資と考える私たちには将来的に売る可能性もありうる。
と考えていたため、ある程度「普遍的」なものであることが条件だったこともあります。
大幅な変更はしないと決めた我が家ですが、1点だけどうしても譲れない点がありました。
お風呂を1616タイプにすること!
現況のお風呂は1216タイプ。40cm壁を移動する必要がありました。
となると、次の問題は洗面脱衣室。
奥行きが足りません。
そこで考えたのが、廊下の収納部に洗濯機を移動させることでした。
結果的に洗濯機という生活感のあるものを隠すことができ、洗面台をすっきりみせることができたので、この選択はよかったかな、と思っています。

 

3.生活を考えて仕上げを決める

間取りは浴室と洗面脱衣室以外は変えないことを決めました。
後は、仕上げをどうするかです。
当初、ヴィンテージの家具に合うようけっこうコテコテでいこう!と思っていました。
けれど、実際住むことを考えるとあまり暗いのもいやだな・・・もう少しすっきりした方がいいかな・・・
などと悩むことに。
そんな時にふと見かけた「天童木工」のテーブル。ストンと心に落ちるものがありました。
機能的で美しいシンプルな曲線。時代に左右されない普遍性のあるデザイン。
店舗とは違い、生活がある住居では、この普遍性が大事なんじゃないかと思うようになりました。
(ちなみに、この後このテーブルを新居用に購入してしまいました!)
全体のテイストを統一することにこだわるのではなく、それぞれの場所にある生活を考えて仕上げることにしました。

ただ、色味だけは揃えるように心がけました。
ばらばらになると煩くなって、落ち着かない空間になってしまうので。
我が家のメインカラーは「黄色」。
アイクラーの黄色です。

4.まとめ

ついつい、この設備にしようか、とかこのタイルにしようとか、細かい所に目がいってしまうのですが、ここまで決まって初めて細かい仕様のセレクトに入ります。
これがぶれると後が大変なので、じっくりと考えることが必要だと思います。

とはいえ、中古マンション購入後のリフォーム・リノベーションの場合、購入したマンションの支払いと現在住んでいる家の家賃の二重支払いが発生してきますので、
のんびりできなかったのが現実ですが・・・

尚、今回は大幅な間取り変更を伴わなかったので、リノベーションと呼ぶにはオコガマシイ感じがしますね。リフォームと呼んでみましょうか・・・